たろさんのぶろぐ。

ノマドワーカーに憧れるコンサルタントが、世の中や社会問題にユルく発信するブログ。

【悲劇すぎる‼︎】退職交渉で引き止めにあい、残留した社員の末路

こんばんわ。
たろさんです。

以前、転職市場の現実について記載しました。

【悲劇】これが転職市場の現実だ!
http://tarosan1063.hatenablog.com/entry/2015/09/02/%E3%80%90%E6%82%B2%E5%8A%87%E3%80%91%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E2%80%BC%EF%B8%8E%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8C%E8%BB%A2%E8%81%B7%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE

今回については
退職に伴う退職交渉の現実について
お話ししたいと思います。

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退職交渉においては、会社は残ってもらうために、引き止め策を何重にもかけてきます。
引き止める前に不安や不満はないか、ヒアリングされます。とても優しく。
これはあなたを思ってではなく、
交渉材料のヒアリングです。
引き止めの話でよく言われることをピックアップします。


【引き止めの大前提】

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あなたの要望は通らないと受け止めよ。

当たり前ですが、まず、要望は通りません。
要望が通るようなフリはします。
相手は引き止めのプロです。
初めて退職交渉するあなたと違って、
何人も引き止めています。
レベルが既に違うのです。
後ほど詳しくお話しします。


【引き止め策  その1】

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年収を次回の査定であげようと思っていたんだ。

これは年収が理由で辞めたい、
といった場合に切り出されます。
上がるはずがありません。

既に評価されているなら、とっくに上がっているはずです。騙されてはいけません。


【引き止め策   その2】

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わかった。希望の部署に配属しよう。

この話に乗る人は、あえて厳しい言い方をするならば、
正直言ってバカです。
こんなの認めていたら組織は成り立ちません。
経営者の立場になればわかります。
言ったもん勝ちになります。じゃあ俺も!と言いだせばキリがありません。
諦めてください。


【引き止め策  その3】

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次のプロジェクトを任せるつもりだった。

人により、プロジェクトなのか、次の店舗の店長なのかわかりませんが、このようなニンジンをぶら下げられます。
ヒトコト言いたい。
それは、本当なのか??
口ではいくらでも言えます。


ここで残留した人の末路について、
お話しします。


【末路  その1】

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出世コースからハズレます。

会社に愛着のない人はいりません。出世コースからもハズれ、寂しい思いをする事になります。


【末路  その2】

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リストラの有力候補になります。

先ほどの話にも似ているのですが、もし会社で人員整理をする必要があった際はあなたは有力なシードです。
一般社員を押しのけて、有力候補に躍り出ます。

※番外

引き止め役(上司)のホンネ。

上司は自分の部下が辞めると評価が下がります。場合によっては辞めすぎて自分の身が危ない人もいます。
そういう時は、優しくなります。
あなたの代わりはいますが、今だとマズイだけなのです。


『それでも上司を信じたいキミへ。』

今まで、あなたを思う発言を上司はしてきました。本心でないにしろ…
本当にその気があるのかどうか、確かめる方法があります。

相手がこう言ってきたら、こう切り替えしましょう。

「では、会社名で今の発言と条件を書面にしてください」

上司は、「俺が信じられないのか」など言いますが、書面に出来るはずがありません。

だってする気がないのですから。


本当に任せる気があるのであれば、書面に出来るはずです。

これは、金を貸してくれと言われた契約にも通ずるものがありますね。
借りる人は
「俺を信じられないのか?」といって
書面にするのを嫌がります。
それで貸した人はどれだけ苦労しているか…

長々と書きましたが、
組織の経営者や上司の立場になればわかります。

仮に一度配属が変わったとしても、直ぐに戻されたり、そこから異動させたり…。
よくある話です。

会社としては一度は約束を守っているので、文句を言われる筋合いはありません。

退職交渉は不退転の覚悟で臨みましょう。

でわでわ。