人妻から食事に誘われ、ムフフな気持ちでついていったら◯◯だった話。
こんばんわ。
たろさんです。
この間人妻、といっても、24歳とか25歳の人に食事に誘われました。
会社の人です。
いきなり、人妻から
予定を非公開で誘われ、
来週の◯日によろしくお願いします。
と
男ゴコロながら、
「もしかして?」
と思い、妄想を張り巡らせる。
確かに、会社の社内で仕事の件ではよく話す。
でもあくまでも仕事の中では、である。
個人的な感情を持ったことは特にない。
もしかして、俺の事が好きだったのか?
告白か?
勝手な妄想が頭をよぎる。
当日。
いつもより、早く起き、身支度を済ませる。
無意識に選んだワイシャツは
一番のお気に入りのもの。
なんだこのソワソワ感は。
髪型を整え、
などという、おめでたい妄想に取り憑かれる。
告白だったらどうしよう。
家族も子供もいるので、
断りたいが、うまく断らないとな。
考えていた断り文句を頭の中で復習をする。
昔、ニュースで見た事がある。
断った人に対して、
「セクハラされました!」と女性が
報復し、男性が処分された事例を見た。
傷つかない断り方を準備する。
今後の仕事に支障がないように。
当日は仕事もあまり手につかない。
仕事中も例の人妻とは、よく話す。
ソワソワ感を悟られないように平然を装う。
時間を迎えた。
気づかれないようにオフィスを出て、
食事に向かう。
行ったお店はイタリアン。
リーズナブルでありながら、美味しく食べれるところ。
颯爽と注文を済ませる。
うまく注文できるかで、ポイントアップに繋がる。
気にしないようにソワソワしながらたわいのない話に花が咲く。
少し、時間が経った頃だろうか。
人妻の表情が変わった。
人妻
「あの…」
ついに来たか。
頭の中で断り方のデータベースを呼び戻す。
言い切った後にいうべきか、今いうべきか、
頭のCPUはフル回転。
どうする?
いまか?後か?
人妻
「◯◯のクライアントの事について教えて欲しいんです。」
そう来たか。
いきなり本題はいいにくいからな。
そんな思いが頭を駆け巡る。
クライアントの件についていろいろ話す。
熱心に耳を傾けてくれている。
一通り、説明した後、
人妻
「ありがとうございました!」
「社内だとうまく時間が取れず、いろいろ聞けなかったんですよね!」
「スッキリしました!」
お、おう…。それは良かったね…
ワイシャツや髪型、香水、断り文句…
すべての準備が無になる瞬間。
半分拍子抜けし、半分はホッとしている。
面倒くさいことにならなくて良かった…
我ながら、思う。
「男ってなんてバカなの⁉︎」
我ながらおめでたい人である。
でも、こんなバカな妄想をする自分もスキです。
自分をスキになりましょう。
でわでわ。