「カフェやりたい。」って、いうけど儲かるの?
たろさんです。
今日は
コンサルたろさんが、
ゆるくカフェに
ついてお話しします。
カフェって、儲かるの?
10年以内に9割が廃業
理由1 回転率が悪い
統計データによると10年以内に9割が廃業しています。
カフェという業態はゆったりとした空間を提供し、サードプレイスの提供という側面もあります。
なので、回転率を上げることが難しいです。
売上は店舗にもよりますが、1日10万から多い時で20万円くらいのところが多い様に思います。
俺のシリーズで有名な「俺の株式会社」
は回転率を業界水準の3倍に上げることで、原価率を60パーセントに高めました。
これにより、安くて良いものと
回転率の両軸を回し、成功しております。
俺のフレンチ、俺のイタリアンな
俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方
- 作者: 坂本孝
- 出版社/メーカー: 商業界
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とあるコーヒーチェーンはワザと
長時間いると快適ではないレイアウト、
席の配置をする事により、回転率を高めています。
理由2 初期投資が高い。
こちらはいうまでも無いと思います。
雰囲気と空間を売るため、店舗にお金がかかります。
まさか、パイプ椅子と机というわけには行きません。
こだわりのチェアー、机、ソファ…
快適にはお金がかかります。
上記を考えて見ただけでも、多額の出費をして、借金地獄…
という事にもなりかねません。
では、どのようにするか。
1.単価を上げる
回転率が無理なら、単価で勝負です。
少ない客数でも単価が高ければ
利益は取れます。
一部の美容室サロンはこの手法を使ってます。
しかし、高いなりのスペシャリティが必要です。
価値を認めてもらわないとお客様は離れていきます。
俗に言う差別化戦略、ブランド戦略ですね。
2.初期投資を抑える
少しでも抑えたほうが今後のマーケティングにお金が使えます。
手法としては、
- 居抜き物件
- 誰かとハイブリッド(昼はカフェ、夜はBARなど)
- 住宅兼店舗(最悪、住宅として使えます。場合によってはテナント賃貸として副収入も)
- パーティ需要、貸切としてのスペース貸しの増加(まとまった固定収入。回転率の概念を消す)
- 食材はスーパーで(料理は味で勝負!)
あくまでも一例です。
カフェでもうまくいっているところもたくさんあります。
カフェに限らず、雰囲気を売る業態はどんどん増えてきます。
商材が似てきている以上、店舗や雰囲気で差別化するしかない状況ですね。
例. サロン、歯医者…etc
いろいろ言いましたが、経営者、マスターとして働くのは楽しいですよ。
長くなりましたので、この辺で。
続きはいつの日か。
でわでわ。