アイドルの舞台裏の苦悩とは?
こんばんわ。
たろさんです。
今日は最近読んだ本について書きたいと思います。
- 作者: 夏まゆみ
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2014/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アイドルや芸能人に対する振付を行っている夏さんの書籍です。
単なるアイドルの苦悩の裏側だけでなく、
ビジネスにも応用できる考え方や仕事の仕方、エッセンスが記載されています。
例えば、
エースとリーダー、
エースとセンターとの違い。
相談に来る人と
相談には来ず、自分で自己解決する人
との違いについても
記載しています。
読了して思うのは、エースと呼ばれる人はみんな自己努力をしているという事です。
当たり前であるが、努力を人に自慢する人もいれば、努力を人に見せず、
努力と思わない人もいる。
成功するのは後者であるのは言うまでもありません。。
努力という点で一つ話をしたいとおもいます。
昔、とあるテレビ番組かラジオ番組か忘れましたが、
明石家さんまさんがアイドルとお話しているテーマで
「努力は必ず報われる」という論争について
さんまさんが会話の中で、
「努力は報われるという考え方は駄目。努力を努力と思っている人は駄目」と否定しています。
この言葉にあるように
彼ら彼女らエースと呼ばれる人は努力と思っているのでしょうかか。
努力=負荷である限りは見返りを求めてしまいます。
好きこそものの上手なれ、という言葉にもあるように好きで続けている人にとっては
練習やトレーニングも努力ではないわけです。
即ち、受け身で与えられた感情や行動ではなく、自身で能動的に行う自発的な行動であると思います。
勉学も仕事もそうであるが与えられた「やらされ」では何も身につかない。
自発的に行う事が自分の身になるのです。
典型的な例としては日本の大学生と外国の大学生でしょう。
日本はぬくぬくと親の仕送りを当てにし、大した学業もせず、月に1冊程度しか本も読まない。
社会に出るための準備期間とされる大学生活が卒業する事にはとても退化しており、
経済学部は経済に無知であり、法学部は法的志向が無い現状が続いている。
これに対し海外の大学生においては自分で学費を奨学金で賄う。
必然的に「元を取る」という思考が働くため、意欲とやる気が半端なく高い。
これでは企業が海外の学生を取るという選択肢も無理はない。
反対しているグループもあるが、実力で世界の学生を比べれば
人件費も高く、能力もない。
日本人を採用する理由や日本人の雇用を続ける理由もない。
だいぶ脱線してしまいました(笑)
自ら足りないものをリストアップしてつぶしていく。
正しい方法でやりぬく。
結果について振り返り、新たに目標を設定する。
これらの重要性と考え方についても
解りやすい例を元に学べる本です。
是非。
でわでわ。